森の日記

見たこと、知ったこと、感じたこと。

つぶやき

もうすぐ日本に帰るのです。

もうすぐ仕事に帰るのです。

もうすぐ、いろんな現実に向き合うのです。

 

この1年は、なんていっても「アラサー」ならではのあらゆる問題から解き放たれて、ひとりで肩書もなーんにもない「学生」に戻ったわけです。

ときにはふらふらと街をさまよい、日が暮れるのを忘れるほどに勉学に没頭し、食費を気にしてけちけちを節約するような、そんな、不便だけれど切なくて貴重な時間を、7年ぶりに取り戻したわけです。

 

それって、かなりとってもものすごく貴重な時間ですよね・・・

 

どうしても、生きていると(とくに女性は)あらゆる圧力に向き合わなくてはいけない。

「結婚はまだなの?」

「子どもは?」

「老けたね?」

「太ったね?」

等々・・・。

 

ほっといてほしい。

 

そのひとの人生はそのひとだけのもので、親でさえも最後まで責任をとれないわけだし、そのひとの選択がすべてなのだ。

 

と、思っても、現実はそれを許してくれない。

世間体や、仲間内の空気や、「常識」なるものや、いろんなものが、自由に生きることを邪魔する。

 

でも、外国、まったく自分のバックグラウンドを知らない場所、へ行くと、そうした面倒くさいことからつかの間離れることができる。

自分をしめつける呪縛がいかにばかげているかも、気づかせてくれる。

 

外へ行った方が良い。いろんなひとと話した方がいい。

世の中は、私たちが思うよりずーっと広くて、複雑で、豊かなのだ。