森の日記

見たこと、知ったこと、感じたこと。

7か月ぶりのつぶやき。

すっかり離れていた。このページを開けることから。 この間、いろいろなことがあって、そのこと自体も、それに対して自分が感じたことも、言語化できなかった。 社会で起きているいろいろな事象や出来事や付随する余波になんだか気持ちが乱れて、自分自身の…

結婚2

そんなある日。 共通の大学時代の友人の結婚パーティーの前日。 RからLINEで結婚式がなくなったと言う連絡がきた。 楽天が提供する、無料の、泣き崩れるパンダのスタンプと共に送られてきたそのことばに、「は?」と言う思いしか、浮かばなかった。 詳しい…

結婚

Sと別れて、とてもすっきりした。 一度復縁を自分からお願いした事実は事実だったけれど、 別れて復縁するまでの半年間、 そして、 復縁してから本当にちゃんと別れるまでの半年間、 どちらもあったことで、“彼の存在そのもの“が、自分の中での甘えになって…

卒業後3

日々に忙殺され、且つ、日常に動揺していたら6月になっていた。。 ▼△▼ 前回の続き。 後味の悪いまま、すっきりとせぬまま、指輪を受け取ったわたしは、それでも、Sが東京に戻った後、なんだかんだ興奮していたと思う。 初めてのプロポーズ。 誰かに、「一…

卒業後2

卒業して働いて2年ほどたって、わたしたちは別れた。 東京駅で、仕事を抜け出てきた恋人Sと、東北に戻る直前のわたし。東京の夜、高層ビルの横で。 円満、と書きかけたけど、このときは円満だったのか、ちょっとあんまり覚えていない。でもたぶん、わたし…

卒業後

卒業後、わたしは、研修の結果、東日本大震災の被災地に配属された。 そして、その地に生きる方々と、仕事をとおして深く関わるようになった。 仕事の「いろは」も分かっていない新人が、マスコミという大きな影響力のあるプラットフォームを背景に、被災地…

書く理由

ここのところ、いまの振り返りの、書くスピードが落ちていた。 最初のころは、どんどん湧き出るみたいに思い出が出てきて、思い出をことばにすることで「ああ、こんな風にわたしは感じていたんだな」って思えることが新鮮で、どんどん書けたのだけど。 だん…

留学後3

就職活動って、独特な時間だ。 入試とか期末試験とか、一斉に同じ日・時期に受け、結果が、合否・偏差値・数値ではっきり示されるものとは違う。 何百万・何千万もの異なる選択肢から、”自分の生き方” をすくい取らないといけない。 しかも、その選択肢はど…

留学後2

留学から卒業にかけて、「大学生」という、人生の中でもある意味とても特別な時間を ”謳歌” したのだと、振り返ると思う。 合コンとか、飲み会とか、女子会とか、そういう、きらきらした「イマドキの学生」ならではのイベントとは縁がなかったけれど。 部活…

留学後

そして、帰国しまして。 学校が6月に終わると次々に周囲の友人たちが帰国する中、わたしは大学の長い夏休みも謳歌すべく、そしてせっかくの留学という海外の時間を活用すべく、学生ビザの許すぎりぎりまで残る口実を探した。 結果、戻ったのは。8月末。 9月…

留学2

きのう書いたやつ、間違って消しちゃった。。。しまった。 いつも徒然なるままに書いていて、何書いたか覚えていないけど。。 毎日更新すると、アクセス数が増えてきて、ふと不安になった。相手に気づかれたらどうしよう、って。何がいけないわけでもないの…

留学

その年の秋からの留学中の住まいも見つかり、あとは単純に派遣手続きとビザの手配をしながら、勉強をする日々が続き、そして、秋に。 初めて ”暮らす” ことになった、外国、フランス。 旅することと暮らすことの最も大きな違いは、目に映る風景の色づき方だ。…

留学前2

留学に一緒に行けることが、とても嬉しかった。つかず離れずでけんかしたりもあったけど、Rと出会えたおかげで大学生活も楽しかった。 留学行く前にひとつ、印象に残っていることがある。 当時、私は入学してから仲良くなった友人が精神を弱めてしまって大…

留学前

青春時代の女同士の友情って、ちょっと恋愛に似ている気がする。 自分の好きな友だちがほかの子と仲良く話していて嫉妬したり、仲良しの証拠でおそろいのものを持とうとしたり、プリクラをとったり、一緒に帰ったり。 小学生のころからあんまり日本の女子グ…

元恋人S

重ねてとなるが、書く勇気のあるうちに。もうひとつ、整理しなければならない存在、元恋人S。 私の人生において、たぶん「恋人(いわゆる彼氏)」は3人いる。 ひとりめは、 大学の先輩で、 なんていうか、人生経験です!というレベルの、 90%が彼の海外…

友人R

誰にでも忘れられない人生の一コマがある。そのコマの積み重ねが人生なのだと思う。 幼い頃に見た、情景。 小学校の日常のなかで起きた出来事。 遊んでいる中で友だちの言ったひとこと。 夕ご飯のにおい。 誰かとの出会い。 そういう情景が折り重なった結果…

こころを整理するために

日本に帰り、半年ほどが経ち、 2020年になり、 4ヶ月がたち、 震災から9年の節目を超え、 コロナウイルスが大きな騒動になり、 東京オリンピックが延期になりました。 あす、社会がどうなるか。国家がどうなるか。世界がどうなるか。 予測の出来ない、…

師走。

師走ですよ。 12月。 一年間をおおまかに均等に12のブロックに分けて、その最後の1ブロック。 西向くサムライ小の月。 って小さい頃ならって、そのまんま、 2月4月6月9月11月が、短いんだなあ・・・ っていまも思っているけれど、世界全国で(イスラ…

取材をする立場としての葛藤とつぶやき。

またご無沙汰していて、いますごく精神的に余裕がなくて、でもいまのところ待つしかなくて。 なので、最近、あるひとの一言でふっと久しぶりに感じた「もやっ」をここに吐き出しておこうかと思う。 (吐き出す、なんてことばを使っているのもたぶん、やっぱ…

パリの最後の一週間で起きた不幸(※ややふちゅうい)の記録。

きょうは生々しさをだいぶ忘れそうになりつつの、1か月ほど前の一週間のあいだにおきた、不幸(不注意)の備忘録。 ① 停電に続く電気工事 9月あたまの週末に、ストラスブールに行ったのですが、その直前の夜、友だちの家に食事にお邪魔をして0時近くに帰…

灰色の男たち

ここ数週間、灰色の男たちに時間をぬすまれていました。 ・・・と言って、もしも、わかってくれるひとはいるかしら。 いたら、嬉しくなってしまう。 灰色の男たち、というのは、ドイツの作家、ミヒャエル・エンデの作品「モモ」に出てくる「時間どろぼう」の…

つぶやき

もうすぐ日本に帰るのです。 もうすぐ仕事に帰るのです。 もうすぐ、いろんな現実に向き合うのです。 この1年は、なんていっても「アラサー」ならではのあらゆる問題から解き放たれて、ひとりで肩書もなーんにもない「学生」に戻ったわけです。 ときにはふ…

この世とあの世、の概念について思ったこと。

昨日、友だちとお寿司(前に書いたフランスのおすしじゃなくて、本物!)を食べに行ってきた。 mori-kei05.hatenablog.com とってもおいしくて、なんていうか店内の匂い(空気?)自体が日本で、もうしみじみと(あじとか、イカとか、、、サーモン以外食べて…

パリ18区。

18区と言ったらもう、だいすきな、モンマルトルの丘。 そもそも、悩んだときは高いところでぼーっとするのがすきなわたしは、落ち込んだときにはとりあえずモンマルトルへ行こう、という傾向にある。 18区は、パリの北部に位置する。東西を17区と19…

パリ19区。

ちょっといま、ショック。。。 さっき、忘れぬうちにきょうめぐった19区と18区も書こう、と思って、19区を書いていた途中だったのだけど、保存したつもりが消えていた。悲 ・・・でも、気を取り直して、新たな気持ちで、書き直す。。 19区は、西側の1…

パリ20区。

けさ、いつものように12区に住む友だちの家の猫のお世話をしてから、パリの外周を回っているトラムに乗って、パリの北側をぐるりとまわってきた。 友だちの住んでいるポルト・ド・ヴァンセンヌ(Porte de Vincennces)は、昨日書いたとおり12区にあるの…

パリ8区。

さっき更新したばかりなのだけれど。 mori-kei05.hatenablog.com ふたつめになるけど、きょう、行ってきた8区についても。 8区は、パリのやや西寄り、セーヌ川の北岸(右岸)に面している。なんといっても、7区・8区はフランスの政治・行政の中心であっ…

パリ12区。

パリは小さい。 端から端まではメトロで30分から1時間で横断出来てしまうし、メトロを使わなくても1時間ほど歩けば別の地区へ行ける。 でも、地区によって「これでもか」というほど町並みが変わるし、文化もいる人も変わる。 観光で有名なのはやっぱり中…

ラストスパートの、二週間。

あしたから(時差のある日本では、きょうから)9月。2019年も残すところあと4か月。三分の一だ。 先日、帰国までのノルマを書いた。 mori-kei05.hatenablog.com いまのところ、の現状と、ラストの二週間に向けて・・・。 □■□■□ 1.一日一ニュース。朝ラジオと…

パリのおすしについて考えたこと。

なんてことのないことなのですが、フランス(ヨーロッパ?)では、おすしが人気。 Sushi Shopは街の至る所にある。パリだけじゃなくて、小さな田舎町であっても。スーパーでも、サラダやパスタやサンドイッチなどのお総菜の横におすしがあることはよくある。…