メディア事情の備忘録。
いま、日本とフランスのメディア事情について比較をしていて、おもしろかったので、ひとまずざっくりここにメモ!
・2019年3月時点で、日本の29歳以下男性 のスマホ所有率が100%(内閣が実施している耐久消費財普及に関する調査より)。100%って、びっくり。ちなみに女性だと96.6%。ちなみに全体だと55.7%。これはまあ、そのくらいかなと思う。
・一方同時点でのテレビの所有率は、全体だと90.5%。やっぱり日本でテレビはかなり一般的なんだな。ちなみに同じく29歳以下だと、男性は88.6%、女性が84.5%。
やっぱり、いまではテレビよりスマホの時代なのだな。というか、別にテレビがなくてもスマホさえあれば面白い動画も映画も(なんならドラマも)、NHK以外は基本的に全部見れちゃうものなあ。
フランスでも同じような傾向があるのだけど(スマホがかなり普及、テレビも相変わらず所有率は高い)、面白かったのが、フランスでは、管理職(高給取り)のひとたちのほうがテレビ離れ進んでいるそう。スマホの普及の点でも、テレビ持ってない率にしても、職人業の人たちよりも高い。
ちなみにここで注意なのは、フランスでは日本と違って「見逃し再生」のサービスがすごく普及しているので、たとえテレビで見られなくてもほぼ当たり前にその局のサイトやYoutubeやDailymotionなどのプラットフォームで見ることが出来る(タダで)。
20世紀はメディアの世紀と言われていて、ラジオがあったところへ、映画、テレビ、パソコン、、、と発信・受信の幅がものすごく広がったそうだけれど、21世紀はなんの時代になるんだろう。とにかくスマートフォンの拡大率は、フランス・日本ともにすさまじい伸びで(グラフ見るだけでも面白い)、きっとこれからネットフリックスやアマゾンプライムなどが、いっそうコンテンツ面でのシェアが伸びていくのだろうな、と思う。
日本のスマホ普及率などいろいろまとめている総務省の資料↓
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/pdf/n1100000.pdf
フランス↓
https://labo.societenumerique.gouv.fr/wp-content/uploads/2018/12/barometredunumerique2018.pdf
とにかく、YoutubeにしろアマゾンにしろネットフリックスにしろTwitterにしろ、アメリカってやっぱすごいな・・・と思わざるを得ない、今日でした・・・。